Ayurvedaとは、サンスクリット語で『生命の科学』を意味し、5000年以上前からインドに伝わる伝承医学です。
対処療法の西洋医学に対し、アーユルヴェーダはその人の体質や性格・精神状態から分析して病気を予防し、身体の不調を根本から改善していきます。
アーユルヴェーダでは、病気ではない状態を【健康】とは考えません。
「寝つきが悪くぐっすり眠れない」「疲れが取れない」「ストレスを感じやすくイライラする」
といった、「病気ではないけどなんとなく不調だな・・・」
そんな、未病や現代病ともいえる症状に効果的です。
またアーユルヴェーダは、健康で幸福な状態を維持し、精神・知性・身体の自己治癒力を高めることに重点を置いています。
アーユルヴェーダでは、『ヴァータ』『ピッタ』『カパ』という3つのエネルギーのバランスがとれていると健康だと考えます。
バランスが崩れると、アーマ(未消化物・毒素)が体内に蓄積されていき、このアーマが身体のあらゆる不調を引き起こすと考えられていますので、アーユルヴェーダのトリートメントで、このアーマを体外へと排出しやすいように促していきます。
アーユルヴェーダのトリートメントはなによりオイルが大切だと考えます。
当サロンのオイルはアーユルヴェーダの本場 スリランカのアーユルヴェーダ治療院で使用されている薬草オイルを希釈等することなく使用いたします。
アビヤンガはもちろんのこと、シロダラーに使用するオイルも薬草オイルです。薬草オイルでのシロダラーはなかなか体験できることではありません。
コストや手間を考慮し薬草オイルではなくハーブウォーターや薬草の含まれていないオイルを使用しても雰囲気や心地よさは得られるかもしれません。ですがそれはアーユルヴェーダとはいえません。副反応も起こしやすいです。
プレマではどれも薬草、製造工程、品質とすべてにとことんこだわって作られているオイルを10種類ほど常備しています。
この薬化されたオイルを塗布すると、2分39秒で血液へ、4分45秒で神経組織と骨髄へとオイル成分が到達すると言われています。(古典スシュルタサンヒタより)
トリートメントで使用するオイル・ローションパック・ライスボール・へナなどすべて100パーセント天然成分、かつ新鮮なものを使用しています。
いくら高品質なオイルでも、そのときのお客さまの体質や体調に合ったオイルを選ばなければ意味がありません。時間をかけてカウンセリングをし、その方の体質を見極めます。サロンをはじめて12年で培った経験からお客様にあうオイルを選定します。
そしてご来店いただいたときだけでなく、お帰りになったその後も、ご自身の体調と向き合っていただきたいので体質診断とケア方法を記した紙を皆様にお渡ししています。
その他にも、カウンセリングやトリートメント後のティータイムも大切な時間です。そのときにお出しするものや空間の香りなど、季節や来店されるお客さまの好みやイメージなどで変化させながら、セラピスト自身が納得できるもののみをご提供させていただいています。
最後のティータイムでは自家製のスパイスチャイやお客さま自らハーブを摘んでティーにできる体験など、いろいろな中からお選びいただけます。お客さまと一緒に、ご満足いただけるひとときをつくれたらと思っています。